通夜と告別式の違いは?
通夜と告別式は、悲しみを分かち合い、故人を送るための儀式ですが、それぞれ異なる役割や雰囲気があります。
通夜
故人が亡くなった直後に行われる儀式で、一般的に故人の遺体が安置されたり、友人や親族が集まって故人を偲んだりする時間です。通夜では、故人への最後の別れとして、お経や祈りが捧げられることがあります。
喪主の挨拶は、通夜では主に故人を偲んだり、参列者に感謝の気持ちを伝えたりすることが一般的です。簡潔にまとめ、5分程度を目安に故人とのエピソードは控え、葬儀・告別式の時間と場所を伝えます。また、通夜振る舞いがある場合は案内します。
告別式
通夜の後に行われる儀式で、より厳粛な雰囲気の中で故人を送り出すためのものです。告別式では、喪主の挨拶がより重要な役割を果たします。喪主の挨拶では、故人の人生や功績、思い出について語られることがあります。また、参列者に故人との別れを告げ、故人を偲ぶ気持ちを共有する場でもあります。
喪主挨拶は故人への感謝と追悼の言葉を述べ、故人とのエピソードを1~2つ盛り込みます。また、今後の遺族の挨拶や参列者への感謝を述べます。
通夜と告別式は、故人を送るための異なる段階であり、それぞれの儀式における喪主の挨拶もその段階に応じて内容や雰囲気が異なります。