告別式の喪主挨拶(長男) 例文

告別式の喪主挨拶は、長すぎず、故人への感謝と参列者へのお礼を丁寧に伝えることが大切です。
基本的には「お礼 → 故人について → 今後のお付き合いのお願い → 結び」の流れでまとめると自然です。
告別式 喪主挨拶の基本構成
① 参列へのお礼
本日はご多忙の中、お集まりいただいたことへの感謝を述べます。
② 故人について
故人の人柄、生前の思い出、闘病や最期の様子などを簡潔に。
③ 生前のお礼
故人が周囲に支えられていたことへの感謝。
④ 遺族への今後のお付き合いのお願い
「今後とも変わらぬご厚情を」など。
⑤ 結び
改めて感謝を伝えて締めます。
感動的にするポイント
「故人らしさ」を一言入れる
たとえば…
- 「休みの日でも仕事の電話に出るような責任感の強い人でした」
- 「孫の顔を見ると、いつも笑顔になる人でした」
- 「厳しい中にも優しさのある人でした」
この一文だけで、参列者の記憶に残る挨拶になります。
緊張しても大丈夫な話し方のコツ
- ゆっくり読む
- 完璧に暗記しない
- 感情が込み上げたら少し間を置く
- 紙を見ながらで問題ない
むしろ、少し言葉に詰まるくらいのほうが、気持ちは伝わることが多いです。
喪主挨拶 例文
長男の■■でございます。本日はご多用の中、亡き父・●●の告別式にご参列くださいまして、誠にありがとうございました。先ほどから温かいご弔辞や激励のお言葉をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
〇月〇日、畑で転倒した父は、そのまま天国へと召されていきました。得意の蓮根を作ろうとしている時だったので心残りもあったと思いますが、大好きな畑で最期を迎えたのは、何とも父らしいような気がいたします。
父は、子どもの頃から家業を手伝い、中学を卒業すると農業に従事し、バス運転手を始めてからは定年まで兼業農家を続けておりました。その後は畑で野菜を作ったり、町内の自治会活動で河川の洪水対策に取り組みながら、趣味のしめ縄を製作する毎日を送ってきました。人に喜んでもらうことが好きな父が、畑で採れた様々な野菜を近所の方に配っては満足そうにしていた姿を思い出します。それは、長い間支えてくださった地域の皆様への父なりの恩返しだったのかもしれません。
私が幼い頃は仕事が忙しく、一緒に遊んでもらったという記憶は少ないのですが、夏休みになると連れて行ってもらった旅行がとても楽しかったことをよく覚えております。
自分の考えをしっかりと持っているため、思ったことをストレートに言ってしまうところはありましたが、何事にも一生懸命で愛情深い父は、本当に頼りになる存在でした。いつも私たち家族を温かく見守ってくれたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
親孝行らしいことは何もできませんでしたが、父が身を持って教えてくれた、優しさと強さをしっかりと胸に刻んでこれからの人生を歩んでいく所存でおります。
どうぞ、変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
亡き父に代わりまして生前のご厚情にお礼を申し上げますとともに、皆さま方のご健康とお幸せをお祈りし、私のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
