母の葬儀 喪主息子の挨拶 例文

例文・文例

例文1

長男の●●でございます。
本日はご多用(たよう)のところ、亡き母・●●(お母様のお名前)の葬儀にご参列いただきまして誠にありがとうございました。

母、●●は、〇〇業を営む■■家の一人娘として生まれ、短大を卒業後は家業を手伝い、父と結婚してからは長い間、家庭を守ってきました。社交的で人づきあいが上手だった母は友人も多く、ゴルフやカラオケなど、よく楽しそうに出かけたものです。

少し気が強いところもありますが、持ち前の器用さで家事をそつなくこなし、いつも家族のことを第一に考え、心配してくれる優しい人でした。また、私が社長に就任してからは、経営方針について相談すると的確なアドバイスをくれたことを思い出します。

そんな母が昨年、体調を崩し、いくつかの病院で検査をして、病気であることがわかった時は家族共々、本当に驚きました。それまで病気らしい病気をしてこなかっただけに、おそらく一番驚いたのは母、本人だったのかもしれません。皆、少しでも長く生きていてほしいと願っておりましたが、思った以上に早く進行し、○月○日、静かに○○年の生涯を閉じました。

思い起こしてみますと、私たち家族が穏やかに過ごしてこられたのは、それぞれの気持ちを汲み取り、上手に橋渡しをしてくれた母のお陰だったのだと改めて実感いたします。母が残してくれた家族の絆を大切にしながら、これからも家業を盛り立て、精進していく所存でおります。

本日は、多くの皆さまにお見送りいただき、母もさぞかし感謝していることと存じます。亡き母に代わりまして、生前のご厚誼にお礼を申し上げますとともに、皆さま方のご健康とお幸せを心よりお祈りし、お別れのご挨拶とさせていただきます。

本日はまことにありがとうございました。

例文2

今日は、私たちの愛する母親の葬儀にお集まりいただき、心から感謝申し上げます。母は素晴らしい人生を歩み、私たちに多くの愛と思いやりを与えてくれました。彼女の温かさ、社交性、そして人付き合いの上手さは、多くの人々に影響を与え、私たちの人生に光をもたらしました。

母は生涯を社交的に過ごし、誰とでも友達になり、心を開いて接しました。彼女の笑顔は、誰にでも明るさと希望をもたらし、その存在感は私たちの周りの世界を明るくしました。彼女の友情は深く、誠実で、多くの人々に助けと支えを提供しました。

父が亡くなった後、私は家業を継ぐこととなりました。母はその過程で、私に勇気と信念を与え、家族を支えるために全力で協力してくれました。彼女は家族とビジネスを結びつけ、私たちに共に歩む力を与えました。

私たちの母親は、彼女の愛情深さ、社交的な性格、そして家族への献身心で私たちの心の中に永遠に生き続けます。彼女の善意と思いやりは、私たちに多くの教訓を残し、彼女の思い出は私たちの心に永遠に刻まれるでしょう。

最後に、皆様に感謝の意を表し、母が私たちにもたらしてくれたすべての愛と支えに感謝します。彼女の思い出を大切にし、その遺産を受け継ぎ、彼女が愛したように社交的で温かい人であり続けることを誓います。

母、あなたの思い出は私たちの心に永遠に生き続けます。ありがとう、そして安らかに眠ってください。

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