通夜・告別式の喪主挨拶 例文

皆様、本日はご多忙の中、祖父の通夜(告別式)にお越し頂きまして、まことにありがとうございました。

皆様から温かいお心づかいを頂戴(ちょうだい)し、祖父も喜んでいることと思います。

私(わたくし)ども遺族も皆様に深く感謝しております。

祖父は、決して口数が多くはありませんでしたが、いつも穏やかで優しく、家長としての強い責任感と誇りを持ち、まじめに人生を送った人でした。

そんな祖父が昨年●月より体調を崩し、検査で癌が見つかりましたが、その時にはすでに治療ができるような状態ではありませんでした。

病状を見守ってまいりましたが、病には勝てず、●月●日、静かにその生涯を閉じました。

享年(きょうねん)●歳でございました。日頃から「80歳まで生きられればいい」と口癖のように申しておりましたので、できることならその願いを叶えさせてあげたかったと少し残念に思っております。

私たちは、祖父が残してくれたたくさんの教えを、かけがえのない財産としてこれからも受け継いでいく所存でおります。

ささやかではございますが、別室にお食事を用意いたしましたので、お時間の許す限り、故人の供養のためにも召し上がっていただきたいと存じます。

そしてどうぞ、祖父の思い出などお聞かせ下さい。

明日の葬儀は ご都合がよろしければ、私どもと一緒に、ぜひ祖父を見送ってやってください。本日はまことにありがとうございました。

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