喪主挨拶の締めの言葉|告別式で使える例文と失礼のない結び方

告別式 喪主挨拶

告別式で喪主挨拶をする際、「最後はどのような言葉で締めればよいのだろう」「参列してくださった方に失礼のない結び方をしたい」と悩む方は多いのではないでしょうか。

喪主挨拶の締めの言葉は、参列者への感謝を伝え、故人に代わってお礼を述べる大切な部分です。長い文章にする必要はありません。感謝の気持ちと、今後も変わらぬお付き合いをお願いする言葉などを簡潔にまとめると、自然で丁寧な挨拶になります。

この記事では、告別式で使える喪主挨拶の締めの言葉を、状況別に豊富な例文とともに紹介します。

目次

1.喪主挨拶の締めの言葉とは?

喪主挨拶の締めの言葉とは、挨拶の最後に参列者への感謝や今後のお付き合いについて伝える結びの文章です。

告別式では、故人との最後のお別れに足を運んでくださった方々に対し、遺族を代表して感謝を伝えます。

締めの言葉には、主に次の3つの内容を盛り込みます。

  • 告別式に参列していただいたことへの感謝
  • 生前に故人がお世話になったことへのお礼
  • 今後も遺族への変わらぬ支援やお付き合いをお願いする言葉

すべてを盛り込む必要はありません。状況に合わせて、自然な言葉でまとめましょう。

2.喪主挨拶の締めの言葉の基本構成

ステップ

喪主挨拶の最後は、次のような順番でまとめると自然です。

① 参列へのお礼

まずは、忙しい中で告別式に参列してくださったことへの感謝を伝えます。

例:

  • 本日はご多用のところ、ご会葬いただき誠にありがとうございました。
  • 本日はご多忙の中、最後までお見送りいただき、心より御礼申し上げます。
  • 本日は遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。

② 生前のお付き合いへの感謝

故人が生前にお世話になったことへの感謝を伝えます。

例:

  • 生前中に賜りました皆様からのご厚情に、故人に代わりまして厚く御礼申し上げます。
  • 故人が生前、皆様からいただきました温かいお心遣いに、深く感謝申し上げます。
  • 生前はひとかたならぬご厚誼を賜り、誠にありがとうございました。

③ 最後の結び

最後に、今後のお付き合いや遺族への支援をお願いする言葉で締めます。

例:

  • 今後とも、遺された家族に対しまして、変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
  • これからも私ども遺族を温かくお見守りいただければ幸いです。
  • 簡単ではございますが、これをもちましてお礼のご挨拶とさせていただきます。

3.告別式で使える喪主挨拶の締めの言葉・例文10選

例文・文例

ここでは、そのまま使える締めの言葉を紹介します。

例文① 基本的で丁寧な締めの言葉

本日はご多用のところ、故人のためにご会葬いただき、誠にありがとうございました。生前に賜りました皆様の温かいご厚情に、故人に代わりまして心より御礼申し上げます。今後とも、遺族一同に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

例文② 短く簡潔な締めの言葉

本日はお忙しい中、ご参列いただき誠にありがとうございました。皆様からいただいた温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。簡単ではございますが、これをもちましてお礼のご挨拶とさせていただきます。

例文③ 感謝の気持ちを強く伝える締めの言葉

本日、皆様に温かく見送っていただき、故人もさぞ喜んでいることと思います。生前に賜りました数々のご厚情に、家族一同、深く感謝しております。これからも故人とのご縁を大切にしてまいりたいと思います。本日は誠にありがとうございました。

例文④ 今後のお付き合いをお願いする締めの言葉

本日は最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。故人が生前、皆様からいただきましたご厚情に、改めて深く感謝申し上げます。今後とも、私ども遺族に対しまして、故人同様のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

例文⑤ 家族葬で使える締めの言葉

本日はお忙しい中、故人との最後のお別れにお集まりいただき、ありがとうございました。皆様に温かく見送っていただき、家族一同、心より感謝しております。これからも故人を偲びながら、家族で力を合わせて歩んでまいります。本日は本当にありがとうございました。

例文⑥ 故人の人柄に触れる締めの言葉

生前、故人が皆様と築いてきたご縁の温かさを、本日改めて感じることができました。皆様からいただいたお心遣いに、家族一同、心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。

例文⑦ 遠方からの参列者がいる場合

本日は遠方からもお越しいただき、故人との最後のお別れをしていただきましたこと、心より御礼申し上げます。皆様の温かいお気持ちに、家族一同、深く感謝しております。どうぞお気をつけてお帰りください。本日は誠にありがとうございました。

例文⑧ 長い闘病生活の末に亡くなった場合

長い闘病生活を送る中で、皆様からいただいた励ましや温かいお心遣いが、故人にとって大きな支えとなっておりました。生前のご厚情に、家族一同、心より感謝申し上げます。本日は最後までお見送りいただき、本当にありがとうございました。

例文⑨ 突然の別れとなった場合

突然のことで、私ども家族もまだ気持ちの整理がつかない部分もございます。そのような中、皆様に温かくお見送りいただきましたことを、心よりありがたく思っております。故人に代わりまして、厚く御礼申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

例文⑩ 感動的で温かみのある締めの言葉

本日、皆様に見守られながら故人を送り出すことができ、家族としてこれほど心強いことはございません。皆様との思い出を胸に、私どもも前を向いて歩んでいきたいと思います。故人が皆様からいただいた愛情とご厚情に、心より感謝申し上げます。本日は本当にありがとうございました。

4.喪主挨拶の最後に使える短い結びの言葉20選

時間が限られている場合や、長い挨拶が難しい場合は、次のような短い表現も使えます。

用途締めの言葉
基本本日は誠にありがとうございました。
感謝心より厚く御礼申し上げます。
参列への感謝ご会葬いただき、誠にありがとうございました。
生前のお礼生前のご厚情に深く感謝申し上げます。
家族からのお礼家族一同、心より感謝しております。
今後のお付き合い今後ともよろしくお願い申し上げます。
遺族への支援遺族にも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
温かい見送り温かくお見送りいただき、ありがとうございました。
遠方からの参列遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。
お見送り最後までお見送りいただき、ありがとうございました。
故人への思い故人もさぞ喜んでいることと思います。
故人の人柄故人とのご縁を大切にしてまいりたいと思います。
家族葬家族一同、心より御礼申し上げます。
闘病後皆様の励ましに、深く感謝しております。
簡潔な結び取り急ぎ、お礼のご挨拶とさせていただきます。
正式な結び以上をもちまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
今後の生活家族で力を合わせて歩んでまいります。
参列者への配慮どうぞお気をつけてお帰りください。
改めて感謝改めまして、本日はありがとうございました。
最もシンプル本日は誠にありがとうございました。

5.喪主挨拶の締めで避けたい表現

最後の言葉は、参列者の印象に残る部分です。失礼のない挨拶にするため、次の点に注意しましょう。

① 忌み言葉を使わない

葬儀では、不幸が繰り返されることを連想させる重ね言葉や、不吉な表現を避けるのが一般的です。

避けたい表現:

  • たびたび
  • 重ね重ね
  • ますます
  • 再び
  • 続いて

言い換え例:

  • 重ね重ねお礼申し上げます → 厚く御礼申し上げます
  • 再びお会いできることを願います → またお目にかかれる機会がございましたら

② 長すぎる締めの言葉にしない

締めの言葉は、感謝を簡潔に伝えることが大切です。最後に新しい話題を長々と加えると、挨拶全体がまとまりにくくなります。

③ 無理に立派な言葉を使わない

難しい言葉や格式ばった表現を無理に使う必要はありません。自分の言葉で、参列者への感謝を伝えることが何より大切です。

6.喪主挨拶の締めの言葉を作るときのポイント

ポイント

自然で心の伝わる締めの言葉にするためには、次の5つを意識しましょう。

ポイント1:参列への感謝を最初に伝える

告別式に足を運んでくださったことへのお礼を忘れずに伝えましょう。

ポイント2:故人への感謝も盛り込む

故人が生前お世話になったことを、遺族から改めてお礼として伝えると丁寧です。

ポイント3:自分らしい言葉を選ぶ

定型文をそのまま読むだけでなく、故人との関係や思い出に合わせて少し言葉を変えると、気持ちが伝わりやすくなります。

ポイント4:1分以内を目安に簡潔にまとめる

締めの部分だけで長く話す必要はありません。全体の挨拶とのバランスを考えてまとめましょう。

ポイント5:最後ははっきりとお礼を述べる

最後の「ありがとうございました」は、落ち着いて、参列者に届くように伝えましょう。

7.喪主挨拶の締めの言葉に関するよくある質問

よくあるご質問

Q1.喪主挨拶の最後は「ありがとうございました」で終わってもいいですか?

はい、問題ありません。「本日はご多用のところ、ご会葬いただき誠にありがとうございました」といった形で、参列への感謝を伝えて締めれば、十分に丁寧な挨拶になります。

Q2.喪主挨拶の締めに「今後ともよろしくお願いします」と言ってもいいですか?

はい。遺族への変わらぬお付き合いをお願いする表現として使えます。より丁寧にする場合は、「今後とも、遺族一同に変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」とするとよいでしょう。

Q3.告別式の喪主挨拶は「以上です」で終わってもいいですか?

間違いではありませんが、やや事務的な印象になります。「簡単ではございますが、これをもちましてお礼のご挨拶とさせていただきます」とすると、より丁寧です。

Q4.喪主挨拶の締めで故人の名前を呼んでもいいですか?

問題ありません。故人との関係や家族の思いを伝えるために、自然な形で名前を入れてもよいでしょう。ただし、全体の挨拶の流れを大切にしましょう。

Q5.喪主挨拶の締めの言葉が思いつかない場合はどうすればいいですか?

無理に難しい文章を考える必要はありません。「本日はご多用のところ、ご会葬いただき誠にありがとうございました。生前のご厚情に心より御礼申し上げます」といった基本的な文章で十分です。

Q6.喪主挨拶は宗教によって締めの言葉を変える必要がありますか?

宗教や宗派によって、避けた方がよい表現や適した言葉があります。例えば、仏式で一般的に使われる「ご冥福をお祈りします」は、神式やキリスト教式では適切でない場合があります。葬儀の形式に合わせて言葉を選びましょう。

8.自分の気持ちに合った喪主挨拶を作りましょう

告別式での喪主挨拶は、故人との最後のお別れの場であり、参列してくださった方々へ感謝を伝える大切な機会です。

締めの言葉に決まった正解はありません。

大切なのは、立派な文章を話すことではなく、故人に代わって感謝の気持ちを伝えることです。

今回紹介した例文を参考にしながら、故人との関係や葬儀の状況に合わせて、自分らしい言葉を選んでみてください。

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